腸を整えて人生を楽しもう!
腸もみと食事指導の専門家堀内拓矢です。

この記事は
乳製品や豆乳が腸内環境を悪化させる
可能性が高い理由と
それらの代わりにどんなものを
摂ればいいのかについて
ご紹介します。
この記事を読むことで
乳製品に頼っていたからこそ
腸活が滞ってしまっていたことがわかり、
腸活が一気に改善されて
今まで以上にイキイキと
日常を過ごすことができると思いますので
楽しみにしていてくださいね!
目次
1、乳製品が身体や腸に悪いとされる理由
2、豆乳が身体や腸に悪いとされる理由
3、乳製品の替わりに摂った方がいい食材
・まとめ
ぼくからのメッセージ(おすすめな乳製品2選)
腸もみ&あなたに合わせた
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1、乳製品が身体や腸に悪いとされる理由

牛乳やヨーグルト、チーズなどの
乳製品が身体や腸に良くないときくと
意外だと思われる方が多いと思います。
はじめにぼくがお客さまに
いつも伝える結論は、
『乳製品にはほとんどの日本人には
腸活効果はないと思っていいけど
好きだったら食べてOK』
です。
ようは、食べたいなら
身体にはデメリットが多いことを前提に
”嗜好品”として楽しんでいいですよ〜
ということです。
ではなぜ多くの日本人には
乳製品が身体には合わないのか
3つの視点から紐解いていきます。
①、乳糖不耐症
それは乳製品に含まれる
乳糖を分解するための酵素が
人によって
成人になると減少します。
これを乳糖不耐症というのですが、
なんと日本人は8割くらいが
乳糖不耐症だとされてます。
乳糖が分解できず
消化できないまま腸に届くと
・お腹が張る
・腹痛
・下痢や便が緩む
などの問題が生じやすくなり
腸活のために摂っている乳製品により
余計腸が不調になるという
本末転倒な事態になりかねません。。。
そしてもう一つ、
乳製品には気をつけた方がいい
成分が含まれています。
それがカゼインです。
②、カゼイン
これは乳製品に含まれるタンパク質で、
人体ではほとんど消化できません。
そして消化されないままのカゼインは
腸に炎症を起こしてしまうのです!
この炎症が原因で
腸に備わっているバリア機能が低下してしまい
本来ならば入ってこない物質が
血中に侵入することで、
下痢や便秘、アレルギー症状、
身体のがだるさ、疲れやすさ
などの不調が出やすくなってしまいます。

以上が乳製品全般についての
問題なのですが、
実はそれ以外の要素で
乳製品をなるべく避けた方がいい
理由があるので
それを最後にお伝えします。
③、乳牛の飼育環境の問題
乳製品とは基本的には
乳牛のお乳を加工したものです。
乳とはつまり
『血液に他の栄養が乗ったもの』なので
母体となる牛のコンディションが
ダイレクトに反映されています。
人間も腸内環境が乱れれば
有害物質が血中に入って
血液が汚れることがわかっていますからね。
つまり牛がどんなエサや環境で
育っているのかが
乳製品の質に大きく左右するのです。
そこで問題となるのが
国内で供給されている
乳製品のほとんどが
遺伝子組み換えされたエサを食べ、
一生のほとんどを牛舎内で過ごすような
牛から作られたミルクが
元となっている点です!
ではこれの何が問題なのか
わかりやすく解説します。
遺伝子組み換え作物には
大量のグリホサート
(発がん性が懸念されていて
適切に使っても現状は安全性の確立が
されていない除草剤)
が使われるのですが、
これが牛の腸内細菌を乱すことが
わかっているので、
それが牛乳の質の低下に繋がります。

しかもそれによる免疫低下で
乳腺炎を起こしやすくなるので
その治療のために抗生剤を使用すれば
その影響でさらに腸内細菌が乱れて
ミルクの質に影響します。
また、これと似たような問題が
一生のほとんどを牛舎で過ごす
生活スタイルなのですね。
搾乳するための
業務効率化という面では
乳牛たちが牛舎に入りっぱなしでも
いいかもしれませんが、
牛たちもそれではストレスが溜まりますし
衛生環境はかなり悪化します。
牛たちはかなり賢い動物なので
ギュウギュウに敷き詰められて
運動不足で一生を終えるという
ストレスは計り知れないものが
あることでしょう。
その結果病気になりやすいので
その分、抗生剤を打たれやすくなります。
これこそが
乳牛たちの育成環境が
牛乳の質に大きく関わってきて
乳製品にそれが影響する構図です。
実際にぼくの腸もみサロンでの経験上
ご来店時は腸活として乳製品を摂っている
お客さまも多いですが、
乳製品を摂らなくなった方が
調子が良くなる方の方が
すごく多いのが実情ですからね。
では乳製品の替わりによく出てくるのが
豆乳ですが、
これはこれで問題が多いので
正直な話、
乳製品の替わりに摂るものではない
というのがぼくの結論です。
それについても
詳しくわかりやすくお伝しますね。
2、豆乳が身体や腸に悪いとされる理由
豆乳を避けた方がいい理由には主に
大豆そのものの要因と
人工的な要因の
2つの要素があるので、
それを順番に解説しますね。
①大豆そのものの要因
豆乳に使われる大豆は
納豆や味噌などのように
発酵されておりません。
だからこそ身体には良くない要素が
とても多くなってしまうのですね。
どういうことかというと
大豆には
ミネラルの吸収を阻害するフィチン酸
という抗栄養素が含まれています。
ミネラルは腸内環境の改善だけでなく
身体が正常な働きができるように
整えてくれるものなので、
その吸収を邪魔するのは
身体からすれば
大迷惑でしかありません。
そんなフィチン酸の効果が
抑えられているのが
発酵された大豆なのですね!
そしてもうひとつ、
未発酵の大豆には
大きなデメリットがあります。

それが身体を冷やす点です。
大豆は東洋の栄養学的には
陰性食品に分類されるので
身体を冷やす作用があります。
したがって冷え性の方は
とくに豆乳の摂取頻度や量は
気をつけた方がいいですね。
これが発酵されることにより
陰性から陽性食品に変化するので
味噌や醤油、納豆などは
大豆が持つデメリットが
かなり軽減されるのです!
とはいえ、
納豆や味噌などに関しても
選び方を間違えると腸活的には
逆効果になりますが、
原材料欄にカタカナが入っていない
ものを選べばとりあえずは
大丈夫だとは思いますので
選ぶ際は気をつけてみてください。
そしてこれは余談ですが、
豆乳に限らず
豆全般にいえることとしては
豆は植物が次世代に繋ぐための
赤ちゃんのようなものじゃないですか。
ですからそんな赤ちゃんを守るために
植物たちは様々な工夫をしているのです。
大豆で言えば
『抗栄養素を持っているから
食べないでね!』
という工夫です。
日本人以外にも
中国、韓国、インドやインドネシアなど
世界中の先人たちが
これを知っていたからこそ
発酵という手段で
大豆を無毒化して
安全に食べられるように
してきた歴史があります。
豆乳を栄養価だけでみると
健康にいいと誤解しがちですが、
そういう背景も知ると
食のことがわかってきて楽しいので
余裕があれば
そんなところにも思いを馳せて
もらえたら嬉しいです♪

②人工的な要因
いままでお伝えしてきたことは
種類や産地に限らない
大豆の基本的な情報でしたが、
ここからは
そんな大豆に人の手が加わって
さらに健康状態に悪影響を与えてしまう
可能性が高まるお話です。
実は世界の大豆の8割以上が
遺伝子組み換えされた大豆なのです。
この危険性は
先ほどお伝えした牛たちのエサが
遺伝子組み換えされている部分と同じなので
ざっくりと解説すると
遺伝子組み換え作物は
大量のグリホサートが使用されることが
前提であるため、
その薬剤が豆に残留しやすいです。
その薬剤が
腸内細菌を乱すので
炎症や免疫機能を落としかねない
問題点がありあます。
これを避けるためには
大豆は国産大豆を選ぶといいです。
なぜなら日本国内では
大豆の遺伝子組み換えは
行われていないからです。
一方で、アメリカやカナダなどの
輸入大豆は基本的に
遺伝子組み換えされている
と思ってもらっていいです。
ちなみに国産大豆でも一部
流通や加工の段階で
輸入された遺伝子組み換え大豆が
どうしても混入してしまうことがあります。
その混入率が5%以下の商品が
『分別生産流通管理済』
として表記されているのですね。
ですから選び方に気をつけていても
遺伝仕組み換え大豆を
完全に遮断するのは
難しいのが実情でだと言えます。

ここまでの情報をえると
乳製品や豆乳も良くない面が大きいなら
何食べればいいの??
と思いますよね。
そこでそれらの替わりに
こういうものを摂ってみるといいよ!
と言えるものを
これからご紹介いたしますので
ご安心くださいね♪
3、乳製品の替わりに摂った方がいい食材

一般に牛乳や乳製品を摂る理由は
健康面に気を遣って
主にカルシウムやタンパク質
などの栄養補給を目的とする場合
や、
味が好きだったり
料理などに気軽に使えるから
などが考えられます。
ですので、
乳製品の代替品として
・栄養面としての代替品
・牛乳に近い飲み物としての代替品
をそれぞれお伝えしますね。
①栄養面としての代替品
・頭から尻尾まで食べられるサイズの小魚
・海藻類
・質のいい天然塩(縄文塩)
・玄米(蒼の元米)
日本人は食事スタイルが欧米化する前は
カルシウムなどの大事なミネラルや
タンパク質は
乳製品ではなく
小魚や海藻、
麦飯や雑穀飯などから得ていました。
その当時白米は高級品でしたので
庶民が気軽に食べられるものは
麦飯や雑穀米でしたが、
それらに含まれるミネラルは
白米の約2倍〜10倍
タンパク質は
白米の約1.2倍〜1.5倍
だったようです。
ですので現代においては
そんな麦飯や雑穀米を
凌駕する栄養価を含む
『蒼の元米』という玄米や
70種類以上のミネラルが含まれる
『縄文塩』という天然塩を
日常的に取り入れてみることを
おすすめしているのです!
あとはイワシなどの小魚や
わかめや寒天などの海藻から
しっかりと栄養価を摂れれば
乳製品がなくても全く問題なく
生きていくことができます♪

②牛乳に近い飲み物としての代替品
・オーツミルク
・無糖のアーモンドミルク
・ライスミルク
・甘酒
この辺りは
もちろん栄養もありますし
腸内環境には優しいものばかりですが、
そこまで栄養価が豊富
というわけではありません。
あくまでも味覚的に合えば
普段の飲み物としてや、
牛乳や豆乳などの代わりに
何かに混ぜるものとしては
いいと思ってのご紹介です。
ですので
栄養補給としてなら
先ほどご紹介した食材を
ご活用くださいね!
それではここまでの情報をまとめます!
そしてその後には
ぼくがおすすめする
乳性品もご紹介しますので
楽しみにしていてください♪
まとめ&ぼくからのメッセージ

①乳製品が身体や腸に悪いとされる理由
乳製品は
乳糖不耐症による点と
カゼインによる点、
さらには
牛たちの育成環境の点から
特に日本人の腸内環境には
いい面よりも
圧倒的に良くない面の方が多いので
健康のためではなく
”嗜好品”として楽しむことを
おすすめいたします。
②豆乳が身体や腸に悪いとされる理由
発酵されていない大豆には
栄養の吸収を阻害する
抗栄養素が含まれていたり
身体を冷やす特性があるので、
発酵されている大豆を
選ぶことが大事です。
そして
輸入されている大豆は
基本的に腸内環境には良くない
遺伝子組み換え大豆なので、
選ぶなら国産大豆にしましょう。
③乳製品の替わりに摂った方がいい食材
栄養補給的な側面では
・頭から尻尾まで食べられるサイズの小魚
・海藻類
・質のいい天然塩(縄文塩)
・玄米(蒼の元米)
味覚的な楽しみとしては
・オーツミルク
・無糖のアーモンドミルク
・ライスミルク
・甘酒
がおすすめです!

それではお待たせしました。
ぼくがおすすめする乳製品を
2つご紹介します!
①熟成タイプのナチュラルチーズ
チーズには
ナチュラルチーズと
プロセスチーズの2種類があります。
これは商品の裏面の『種類別』
欄にちゃんと記載されています。
ナチュラルチーズは
添加物や加工が少なく
本来のチーズに近い仕上がりですし、
熟成が深めにされているものであれば
乳糖も分解されているため
乳糖不耐症でも安心して
食べることができます!
熟成されたナチュラルチーズの選び方は
パッケージや裏面に
『〇〇ヶ月熟成』や『長期熟成』
などと書いてあるので
そういうチーズを探すといいですね!
②無塩のバター
こちらは
乳糖やカゼインがほぼ含まれないので
おすすめしています!
風味が落ちやすいので
長期保存には向かない点には
ご注意ください。
「無塩バター」「食塩不使用」
などと記載されているので
こちらも選び方は
わかりやすです。
この記事があなたにとって
生き生きと楽しい腸活ライフ
を送ることができる
きっかけとなりますように!
最後までご覧いただきありがとうございます!
これからも楽しみにしていただけると
嬉しいです♪
腸整サロン銀座店では
腸もみと食事指導を中心に腸内環境の
改善をサポートしています。
身体が変わる条件が揃えば
身体は勝手に変化しますので
ぼくはそのお手伝いをいたします。
腸もみのご予約はこちらの公式LINEから
1分でできますので、
お気軽にメッセージをくださいね♪
