こんにちは、腸整サロン銀座店の堀内拓矢です。
2019年より小腸を中心に施術し
食事指導を行う腸もみ専門サロン開業。
看護師と保健師免許あり。
この記事は
バリウム検査は
これまでの腸もみの経験上も
含めて心からお勧めしない理由と
その代わりの対応策を
お伝えします。
この記事を読むことで
バリウム検査のリスクがわかり
今後の選択肢を豊かにして
心地よく人生を送ることが
できるようになると思いますので
楽しみにしていてくださいね!
目次
1、メリットなし?バリウム検査の一般的なリスク
2、腸もみの先生として推奨しない具体的な事例
3、バリウム検査の代替案
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1、メリットなし?バリウム検査の一般的なリスク
35歳になると健康診断の中に強制的に
組み込まれるバリウム検査ですが、
これは検査とは名ばかりの
身体にデメリットしかない検査
だと思っています。
その理由とを端的に表すなら
副作用があまりにも
大きすぎる
ということです。
例えば大腸に穴が開いたり
腸閉塞になったりです。
2004年度〜2014年度までに報告された
胃X線検査における硫酸バリウムの
穿孔(穴が開くこと)が起きた事例は
319例あり、
そのうち死亡例が20例
ありました。
しかもこれはあくまでも
『独立行政法人
医薬品医療機器総合機構』
だけのデータなので
実際の副作用事例は
もっと多いということです。
健康な人が健康状態を
知るための検査なのに
最悪の場合
命を落とすような検査なんて
かなり本末転倒もいいところだと
思います。
ちなみに
埼玉県済生会栗橋病院にて
消化器内視鏡の専門医として
長いキャリアを持つ片山医師は
バリウムの副作用に苦しむ
患者さんを数多く見てきたそうです。
彼の言葉には
「腸に穴が空いてしまったケースは珍しいですよ。
ただね、お腹にバリウムが溜まっちゃって、
ひどい便秘で苦しくなる人は多くいます。
特にお年寄りに多い。
検診センターで渡される下剤が効かない
人がいるんです。
それが嫌で内視鏡に変えた
という人を何人も知っています」
というものがありました。
さらに言うと
バリウムの脅威は副作用だけでは
ありません。
実は意外かもしれませんが
被爆リスクが
かなり高い検査なんです。
2004年に出た
世界で最も影響力のある医学誌
『ランセット』の論文によると
「75歳以上の日本人の
年間がん発症者の3.2%、
人数にすると7,587人が
診断用X線撮影の被曝が原因」
ということでした。
医療被曝が多い理由として
日本はX線CT装置の台数が
他国の平均より3.7倍多いこと、
そしてバリウム検査の存在がある
と多くの専門家が
指摘しているそうです。
なんと先進国の中で
バリウム検査による胃がん検診を
行っているのは
”日本だけ”です。
先ほど
年間がん発症者の3.2%
とお伝えしましたが、
これは日本以外の14ヵ国では
0.6~1.8%とのことなので
まじでバリウム検査をする
メリットがないばかりか
デメリットしかない
と言えますよね。
しかも
早期の表在がんの発見は
バリウム検査で
見落とされることが多い
のでそれもメリットのなさに
拍車をかけております。
ではなぜそのような
デメリットばかりの検査が
今もこうして
残っているのでしょうか?
国立がん研究センターにお勤めの
”とある人”曰く、
胃がん検診は莫大なお金が集まる
利権になっているとのことです。
バリウム検査には
検診団体、医者、放射線技師、
X線装置やバリウム製剤、
フィルム等のメーカー、
さらには天下り役人などの
たくさんの人が関わっているので
バリウム検査をやめろとは
彼らを敵に回すことになるから
言えない
とのことでした。
ようはバリウムに対して
医療従事者が
否定的に考えていても
相手方の権力が大きすぎて
無闇には中止させることが
できないという
大人の事情があるようです。
こんなことは医療業界に限らず
よくあることでしょうから
こんなところに
正義感出して切り込んでも
痛い目を見るだけなので、
今自分たちにできることは
知識をつけて自分たちを守ること
だと思います。
具体的な守り方は後ほどちゃんと
お伝えしますね。
さて、
ここまでは書籍を参考にしたもので
ぼくが直接見聞きしたり
実体験ではない情報でしたので、
次項は当サロンに来られたお客さまに
実際に起きたお話をいたします。
2、腸もみの先生として推奨しない具体的な事例
なぜバリウムを心から
推奨しないのかというと
先ほど紹介した内容だけでも
理由としては十分なのですが、
実際にバリウム検査を受けた
お客さまの便通が
ピタリと止まってしまった
事例が数件あったからです。
重度の便秘を解消するために
ご来店されたお客さまが
いらっしゃいまして、
施術と食事の改善を繰り返して
見たこともないような
スムーズな便通や
大量のお通じに喜ばれていた
矢先の出来事でした。
せっかく便通の流れが
調子良くなってきたところ、
バリウム検査をした途端に
全然出なくなってしまって
お腹の張りが元通りに
復活してしまった事例がありました。
これにはお客さまも
かなりびっくりしておりました。
そりゃそうですよね。
まさかみんなが当たり前かのように
飲んでいるバリウムで
便秘になるなんて
思いませんからね普通は。
幸いそれ以外の副作用もなく
その後なんとか便通が回復されましたが
やはりその当時は
とても苦しかったとのことでした。
他にも
そこまではいかなかったにしても
バリウムを飲んでしまったがために
便通が滞ってしまった方が
何人かいらっしゃいました。
改めてお伝えしますが、
胃がんかどうかの検査能力としては
極めて低く
副作用がとんでもなく大きい
検査なのは間違いありませんので
くれぐれもご注意くださいませ。
それでは最後に
バリウム検査の代替案
についてお伝えしますね。
3、バリウム検査の代替案
バリウム検査は胸部レントゲンなどと
違って必須な検査ではありません。
しかしその代わりに内視鏡検査を
案内されると思いますので
ぜひそちらを受けてください。
ちなみに内視鏡の方が
がんの発見率が遥かに大きいので
胃の状態が気になる方には
普通に内視鏡検査をお勧めいたします。
バリウムでも
粘膜下層まで進行したがん
ならば発見することができますが、
内視鏡検査の精度と比べると
誇張なしに天と地ほどの差ですからね。
ただし内視鏡検査に関しては
有料対応となり
医療機関によって異なりますが
数千円ほどかかる場合があります。
しかし追加料金を支払ってでも
内視鏡検査を強く強くお勧めいたします。
その理由の一つは
胃がんの疑いがあると
診断された場合、
どのみち内視鏡検査を
受けさせられるからです。
結局は二度手間になってしまうので
最初から内視鏡検査を受けていた方が
いいのは間違いありません。
それにバリウムはデメリットが
とても大きいので
お金を払って
身体の安全を買う
と思う気持ちで
内視鏡検査を受けるのがいい
と思います。
最後までご覧いただきありがとうございます!
これからも楽しみにしていただけると嬉しいです!
腸整サロン銀座店では
腸もみと食事指導を中心に腸内環境の
改善をサポートしています。
身体が変わる条件が揃えば
身体は勝手に変化しますので
ぼくはそのお手伝いをいたします。
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